見積もり依頼までは無事に出来たのに、その価格にまだ納得がいかない方もいますよね。安くなるのなら、少しくらい大変な思いをしたって構わない！
といった方は出来るだけ自分の手で荷物を運び出すことで費用が安くなる「積み切り」に対応してくれる業者を選びましょう。
ツミキリとは？
この積み切りを使う場合、荷物がトラックに全て入りきらない場合に得をします。例えば、3トンのトラックを頼むよりも2トンのトラックを頼んだほうが安くなりますよね。
その差分で積み切れなかった荷物を自分達で運ぶ分が割安になる仕組みなのです。だからこそ、荷物の量は見極めが重要。すべてトラックに積み切れてしまったら安くなりませんから損ですし、自分達で運ぶ事が出来ないのに積みきっていない場合も困ります。
コツとしては大型家具をトラック積みにして、残った小物やダンボール箱を自分達で運んでも良いですね。
その他にも業者が良かれと思って付属してくれている家具や配線の配置、ダンボールやガムテープの無料プレゼントなどの不必要なオプションを全て外してもらえるように頼み、
その手間賃を省いた分で値引きしてくれませんかと迫るのも戦略のひとつです。
また、引越しに良く使うダンボールが実際は必要ないということもありますよね。
ハッキリ言って、自家用車で荷物を運ぶのであれば壊れ物でない限り箱詰めしなくても良いこともありますし、リュック等のカバンに入れても良いです。
実際に旅行に行く際だってトランクにぎゅうぎゅうに荷物を詰めて出掛けるくらいですから、引越しの際に使用される方も沢山います。
手持ちのカバン類を上手く使うだけで、後々捨てなければならないダンボールを減らすことが出来るなんて一石二鳥ですね。
さて、引越しをいかに安く済ませるかの手掛かりは掴めましたでしょうか。
何はともあれ、引越し時の予定や自分なりの段取りが明確でなければ業者と上手く意思疎通出来ません。
価格ばかりに捉われるのではなく、自分自身の負担が増えないような予定を立て、新生活を楽しく迎えましょう。